木星サイズがバイナリを起こすと2%ほど系外飛ばされる?
250Me
ホットジュピター形成の方法として、スリングショットモデルが存在する。
https://iopscience.iop.org/article/10.1086/529369/pdf
【比較】grand tack hypothesis
https://en.wikipedia.org/wiki/Grand_tack_hypothesis
references are inwww.ha.shotoku.ac.jp/~kawa/News_chikyuh/20161225.pdf
【考えられる問題】
  1. 内にも外にも飛ばされる場合もある.内向きでなく外向きに飛ばされる場合が多いようだ.→本当か?
  2. 木星だけでなく,それ以遠の巨大ガス惑星は同様にできたことになる.
【予言・問題】
  1. PPのスリングショットなので太陽系軌道面から大きく外れる場合もある.円盤ガスに対して傾いてPPが入り込んでくるので,自己重力が大きければ,腕状の構造の起源となるか?
なので,角運動量hとエネルギーEが知れれば,離心率eがわかる. h,Eは,近日点(遠日点でも)の位置と速度からすぐ計算できる.
なお,軌道系射角は,近日点と遠日点を結ぶ線分の傾きを見ればよい
★ 文献?
  1. 惑星の相互作用=slingshot の基本論文を聞いてきました.
Ford & Rasio 2001 Marzari & Weidenschilling 2002 Hagasawa & Bessho, Ida 2008, 2011
  1. http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10815_hr5183b https://arxiv.org/pdf/1908.09925.pdf
これ少なくとも木星質量の3倍 3M_J あるらしい.slingshotで飛ばされると,飛ばされた当初はかなり軽いはず.その後ガスで太らなくちゃいけないけど,そこで角運動量を獲得して,確実に円軌道になってしまうよねー. いったいどういう起源なんでしょうかね? そのような離心率の大きな系外惑星はどの程度あるのでしょうか?→天谷さん.
可能な計算を列挙してみました.
mpが作るポテンシャルの影響領域(距離re)のドーナツ内にほかのmpが存在する確率. それらの最小の相対遭遇時間 1.2.からSSの時間尺度が決まる
SSによって飛ばされる角度ごとに,獲得する角運動量などの軌道要素分布 特に内側に飛ばされるときは? それらのその後,角運動量はどのように変化するか SSで外に飛ばされた奴の,その後のガス獲得状況+角運動量獲得状況...
どれだけ円軌道に近づくか
SSで最遠部に飛ばされるときの方向は,遠いほど等方的?→オールとの雲?? ただし角運動量は小さいので,軌道は彗星軌道か??